言ノ葉 ~死生観~
時を止めたいと思ったことはないだろうか
観たくないもの
信じたくないもの
何もできなくて
生きることが難しくて
そして
自分の無力さに茫然とするとき
その瞬間
胸に渦巻く想いに 芽生えるのは
人に絶望しながらも、どこかで渇望している人の愛
どんな時も必要なのことは 大切なものに気づくことだけ
それが愛だけだと 分かっていたら
全てがそれだけだったと 知っていたら
こんなに苦しくは無かっただろうに
それほどまでの想いを断つ瞬間は
それまでのすべてを掛けられるような
そんな決心がつくものなのだ