FUJIKO.嫉妬に狂う。
名月に誘われた昨夜、自身の感情のブレを見詰めようと瞑想しました。
すると夢をみました。
昔、お付き合いをしていた元カレと、現在の友人が付き合っており、私に彼氏を引き合わせるという、なんともドラマチックなシチュエーション。
カレも私も「こんなことってあるのね」と奇遇な再会に心境は複雑。
昔を懐かしみながら、近況などしばらく会話するのですが、今カノの友人が仲の良い私達のことが心配になったのか、今カノのポジションをアピールするように、無邪気に思い出話にチャチャを入れます。
その独占欲に「少し待てないかな?思い出にまで入り込むなんて、図々しい。」と心の中でムッとして顔を引きつらせている私がおり
ハッ。として目を覚ますと朝でした。
昨夜の満月は感情のブレを観せる、修正する働きがあったようですが、寝る前の問いかけに答えがあるなら受け入れる準備をすること「自己肯定感を満たす必要があるのかな。」と感じた次第でした。
この夢のテーマは「独占欲」「所有」「嫉妬」が関わっています。
遠い昔の話で、現在、恋愛モードにない私には異常なくらい懐かしい感情で(苦笑)「あぁ、そういう感情あったっけ」とリアルな夢にムカムカし戸惑いながらも、なんだか・・・嬉しくなりました。
少しMっぽいように感じるかもしれませんが、それは、今だったなら、恋焦がれるような嫉妬の感情も「楽しめる」気がするなと、なんだか面白くなったのだと思います。
意識と現実の狭間に身を置くと、こういった気持ちがお分かりになる方もいらっしゃると思います。
現在、恋愛が上手くいかなくて悩んでいらっしゃる方には全く理解しがたい話かもしれませんが、恋愛は「奪い合うもの」と言います、そして、愛は「与えるもの」とも。
自分の淋しさ、辛さ、苦しさを相手で埋めようとすることは、相手のエネルギーを奪うことになります。与えて貰える愛のエネルギーがあるうちはいいのですが、恋愛はお互いに欲しがります。
ですから、一見楽しいはずの恋愛にいざこざが付きものなのはそういう作用が働いてのこと。
それとは反対に、楽しさ、幸せ、笑いは無条件で自分だけのものですね。
二人でいて、幸せを感じるのは笑顔を分かち愛できる時なのではないでしょうか?
一人称で常に何かを貪る欲しがるのが慢性化してしまっていては、恋愛は目に見える形と数だけ貰うもの、奪うものとなり
本来の豊かな感情を養い、自己を表現する恋愛が、言葉や身体やスキンシップで十分に満たされる快感より、マニュアル通りのオリジナリティのない商品というカタチに変容してしまった気がします。
それこそが、恋愛を同一視して商品や条件やスタイルなどの比較で相手の愛の価値までも、つまらないものにしてしまう原因なのではと感じることがあります。
恋愛を上手く成就させる鍵は、創造性とそれを楽しむこと。
不幸・愚痴モードを洗いざらい振り撒いたところから始まると、後々、そこに立ち戻ることになります。
次の恋愛も、そのつまずきから始まることになるのです、輪廻転生と同じ構図です。
満足いく薔薇色の恋愛は、どんなに相手の事が好きでも「幸せ」は自分の中にあると知っている人ほど楽しめるもの
本来、恋愛は「自分を知る」という隠されたテーマがあるのです。